馬瓜(まうり)エブリンさんはトヨタ自動車アンテロープスに所属してるバスケットボール選手です。2020年東京オリンピック女子バスケットボールの日本代表の主要メンバーとして選ばれて注目されています!
馬瓜エブリンさんがオリンピックの日本代表に選ばれたということは、彼女は日本人ということです。
でも、馬瓜エブリンさんのお父さんとお母さんはともにガーナ出身です。
両親が外国人の場合、たとえ日本の病院で誕生したとしても日本国籍は取得できません。わざわざ「日本人になる」という選択をしたはずなんです。
馬瓜エブリンさんは、いつ、どんな理由で日本に帰化したのでしょうか?
馬瓜エブリンさんが帰化した理由
馬瓜エブリンさんのご両親はお仕事のために日本にこられていました。
馬瓜エブリンさんは愛知県豊橋市で産まれ愛知郡東郷町で育ちました。小学生時代に周囲との容姿の違いを理由にして、周囲からよくからかわれており「みんなと同じ見た目になりたい」と、落ち込むことがあったそう。
でもその度にお母さんが明るく励ましていたそうです。
東郷町立中学校時代、馬瓜エブリンさんは13歳の時に初めてバスケットボールのU-16の日本代表に選ばれましたが、日本選手として試合に出場するためには日本国籍を取得する必要がありました。
当時の馬瓜エブリンさんは13歳と未成年でした。
日本国籍を取得するには基本的には20歳以上でなければならないとされており、未成年が帰化するためにはある条件を満たさなければなりませんでした。
馬瓜エブリンさんが日本人になるために
未成年者が帰化できるのは主に以下の2つの場合になるそうです。
・お父さんまたはお母さん、もしくは両親と一緒に帰化申請する場合
・お父さんやお母さんが日本国籍の場合(日本人に帰化している場合含む)
つまり、未成年である馬瓜エブリンさんと同時にご両親も帰化すれば、馬瓜エブリンさんが日本人になれるということです。
馬瓜エブリンさんのご両親は、娘が日本で自らの才能を伸ばしてバスケットに没頭し、活躍して欲しいと願い、ガーナ人であるというアイデンティティを手放して娘のために日本に帰化されたのでしょう。
親の偉大な愛を感じます。
馬瓜エブリンさんの苗字「馬瓜」の由来
「馬瓜」なかなか珍しい苗字ですね。
ご両親がガーナで持っておられた「Mawuli(マウリ)」が由来となっています。
馬瓜エブリンさんはバライティ番組に出演すると「芸人よりも前に出る」と称されるほど明るくて楽しいお人柄です。これからテレビにもたくさん出演されると思います。
そしてなにより、2020年東京オリンピックでの活躍を期待します!